血管年齢を若くする食べ物、食事の仕方

血管年齢を大きく左右するのは食事です。食事によって摂取した栄養素の多くは血液中に流れますので、その栄養素によって血液や血管は様々な影響を受けます。

 

脂の多い肉を食べれば血中に中性脂肪が多くなり、血管壁にこびりついて動脈硬化を引き起こしますし、糖を繰り返し大量に摂取すれば、血糖値がその度に上昇し血管のコラーゲンを糖化させ血管の柔軟性を奪っていきます。

 

やがて糖尿病となればさらに血管の健康状態は急速に失われていくでしょう。ですから血管の健康を食事から考える場合、どうしても一部の栄養素の制限が基本となってしまいます。しかし血管によい食べ物というものも存在し、これを積極的に食生活へ取り入れることで血管年齢を若く保つことができます。

 

まず第一に紹介したいのが、魚の脂などに含まれるオメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸は脂の一種でありながら血中の中性脂肪やLDLコレステロールを減らす働きがあり、よく魚のサラサラ成分として紹介されています。

 

ほとんどの青魚の脂身に含まれており、生の魚の調理が面倒ならばサバやサンマの缶詰から手軽に十分な量のオメガ3脂肪酸を摂取することができます。魚以外にはクルミや亜麻仁といったごく一部の種子類にしか含まれませんので注意が必要です。

 

糖質や脂質の血管へのダメージを防ぐという側面では、食物繊維が非常に有用です。食物繊維は余分な糖質や脂質を絡め取り、消化吸収をさせないまま便として排出させるため、糖質や脂質が過剰な方にはお勧めです。

 

食物繊維は人間の消化酵素で消化できないため胃を通過するだけで他の栄養素の消化にまで手間取るようになり、このことが血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

 

食物繊維が豊富な野菜は数多くありますが、キャベツやレタスなどの葉物は毎日取り入れやすいでしょう。豆類やこんにゃくなどもお勧めです。また同様の理由で、単純に食事をゆっくりと時間をかけて行うだけでも血糖値の上昇は緩やかになり、血管へのダメージが軽減されます。